片手の練習

片手で弾くと楽しくない。
片手だと何弾いてるかわからない。
どうせ片手で練習しても、両手になると又1からだもん。

色々な声が聞こえます。

ん~確かにそうなんだけど、片手のメロディーがわかってないと、両手になっても音楽が流れません。
確かに、両手になると又1から、と思うかもしれませんが、片手がわかってると、1ではないはず。

片手のメロディーを暗譜するぐらい弾いていないと、両手でも弾けません。
1からと言うのは、片手が充分ではないからでしょう。

とても面倒でも、片手の練習は大切です。
早く、曲が弾けるようになりたかったら、片手の練習を見直してみてください。

片手のメロディーを大切に!

力の抜き方

ピアノを弾く時、どうしても力が入ってかたくなってしまう。

そんな悩みを抱えてる生徒さんは、沢山います。

私が生徒さんに言うのは、
 「手がだるく感じたらそこですぐ弾くのをやめる。
 やめた時が、抜けてる状態。」

だるくなるのは、力が入っているからで、それをやめる時は、だるさから解放されるためだから、力が抜けるのです。

実感してもらうには、
両腕を脇にぐっと引きつけ身体にぴったりくっつけます。
この状態は力が入っています。力を入れないと腕は脇に付きませんから。
ここから、脇を開けるためには、力を抜かないと腕は身体から離れません。

これを子供達にやってもらうと、力の入れ、抜きがちょっと感じてもらえます。

手のグー、パーもそれと同じです。
(グーが力が入り、パーが抜けた状態)

身体で覚えてもらうのが、1番ですからね。