ピアノ教室への想い

佐藤昌代演奏写真私達の時代のピアノレッスンは、何の面白みもなく、ただ、毎週先生のお宅に行き、ありきたりのレッスンをして帰る。練習してないと言われ、手をたたかれ、暴言をはかれ、挙句の果てに本を投げられ「帰りなさい!」と言い放たれ後は知らない顔。

あまりにも、典型的なレッスンですが、それでも、ついていってました。恐くて、先生のお宅の玄関ベルを鳴らすのに30分かかったり・・・
私は、大学に入るまでこういうレッスンが当たり前なのかと思っていました。

でも、大学に入ってめぐり会った先生は、とても優しく、私は、拍子抜けして、物足りなさまで感じてしまいました。私は、もしかしたら見捨てられてる?とまで。あまりにも、ギャップがありすぎたのです。

でも、どちらのレッスンがピアノを好きだったかと言われると、やはり、優しく教えて下さる先生でした。優しいばかりではありません、時には厳しくおっしゃる時もありましたが、とても納得のいく厳しさでした。聞きたい事もすぐにきけ、プライベートな話しをする事もありました。

今でも忘れない言葉は、「人間なんだから、間違ってもいいのよ!練習してる間違いか、練習してない間違いかはわかるから。」この言葉に何度も救われました。

ピアノの音を聞くと、「今日は、何かあったのかしら?」とか、心が音に現れるのです。
人間、怒られ続けて伸びることはありません。優しさの中にきびしさ。
私は、こんな教師になりたい。

だから、ピアノレッスンの30分をいかに楽しくするか、子供達ともたくさんおしゃべりしながら、学ばせてもらっています。

昌代ピアノ教室 主宰 佐藤昌代